CSフジテレビTWO
2023.04.22㈯ 21:00〜22:00
2023.05.21㈰ 20:00〜22:00 再放送
2023.07.30㈰ 21:00〜22:00 再放送
フジテレビ(地上波)
2023.05.01㈪ 25:55〜26:25
TVer/FOD(配信)
2023.05.01㈪ 26:25〜
(以下HPより一部引用)
第2回目の放送では、在日ファンクをゲストに迎え、お互いの音楽制作の裏側を語る。さらに、前回大好評だった「ENDRECHERI解体新書」では、鈴木雅之、SUPER BEAVER渋谷龍太がENDRECHERIの音楽を分析。“不思議”“ミステリアス”と言われがちな堂本剛の脳内を客観的に分析し丸裸にしていく。
さらに、第2回の放送では、「LOVE VS. LOVE」と、在日ファンクとのコラボレーションで「GO TO FUNK」を披露する。すべての音楽ファンに是非目撃して頂きたい!
https://www.fujitv.co.jp/endrecheri/02.html
●トーク
在日ファンク(浜野謙太・仰木亮彦・ジェントル久保田)
●ENDRECHERI解体新書
鈴木雅之, 渋谷龍太(SUPER BEAVER)
●スタジオライブ
1.「LOVE VS. LOVE」ENDRECHERI
2.「GO TO FUNK」在日ファンクアレンジ
w/在日ファンク(浜野謙太 Vo, 村上基 Tp, 後関好宏 Sax, 村上啓太 Ba, 永田真毅 Dr, 仰木亮彦 Gt, ジェントル久保田 Tb)
3.「ソメイヨシノ」w/Gakushi
ENDRECHERI解体新書【5】
鈴木雅之さん
(ナレーション:一人目は、シャネルズ、ラッツ&スター、そしてソロとして多くのヒットソングを生んだリーダー・鈴木雅之さん。)
【.ENDRECHERI.の印象】
剛がいきなりP-FUNKをやるっていうのを聞いたときにね、ものすごい嬉しかったんだよね。P-FUNKをやるんだ!って。ものすごくコアな音楽なんだけれど、それを手掛けようとするっていう心意気みたいなのが嬉しくて、ずっと注目してました。
彼ね、俺のこと「雅之さん」って呼ぶんだよ。それもいいよね。なかなかね、みんなマーチンさんとかリーダーとか、結構そういうふうに言ってくれる人多いけど、名前で呼んでくれるのはね、剛くらいかな。
【鈴木雅之が選ぶ注目ソング】
まぁあのENDRECHERI的な楽曲でいうとやっぱりね『ENDRECHERI POWER』。これがP-FUNKですよっていうような感じなんだね。
(YouTube LIVE 『ENDRECHERI POWER』映像)
ENDRECHERI自身のテーマ性のある力強い曲っていうのかな、そこがね、ものすごくみんなに伝わるとも思ったし、P-FUNKのお約束でまぁちょっとイコライザーをかけたようなボイスってあるんだけど、これをね、ちゃんと対応している剛に、ニヤッとしたし。何よりもね、これね、なんて言ったらいいんだろな…プリンスっぽいっていうのかな。プリンスも大好きなもんだから、そういう意味では、この楽曲はまず食いつきましたね。
あとね『ヌルッテたい』。これがね、ものすごいエッチなんですよ。
80年代のね、コンピューターファンク的ビートで、何よりもタイトルの『ヌルッテたい』、これがものすごく引っかかったし、セクシャルダンサブル的な。P-FUNKってものすごいメッセージ性の強い楽曲と、それの対極にあるものすごいセクシーな要素を加えたような、そういう詩の世界もあったりするんだけど、この『ヌルッテたい』はまさにその後者のほう。
Pファンクの二面性
①メッセージ性の強い楽曲
②セクシーで官能的な楽曲
ヌルッテたいね、気持ちイイもんな、っていうね、これね、大好きですよ。剛やったね!みたいな、そう思わせてくれた楽曲ですね。
【同じボーカリストとして】
やっぱりその歌い方と表現力と息づかいみたいなものかな、これがね、まさにね、ファンクなんですよ。日本語に聴こえない、ちょっと英語混じりな感じに聴こえる技みたいなものっていうのは、だからこそ余計にFUNK、P-FUNKというようなジャンルの中で、彼はそういうふうに作っていこうってきっと決めたんだと思うんですけどね。
これね、あと10年後にね、延々とやり続けた彼のENDRECHERIとしてのファンクを、俺は聴いてみたい。剛ほど、P-FUNKというカテゴリーの中で、全面的に押し出すやつはまずいないから、10年やり続けたあいつの生き様の中でのENDRECHERIを聴いてみたいなっていうふうに思います。
鈴木雅之 NEW ALBUM「SOUL NAVIGATION」収録『flavor』作詞作曲 堂本剛
(ナレーション:鈴木雅之さんのニューアルバムに収録されている『flavor』。作詞作曲を務め提供したのは堂本剛さん)
次世代、自分よりもちょっと若いアーティストたちと、ミュージシャンたちと、ちょっと作り上げてみたいと思ったときに、迷わず剛に声をかけさせてもらいましたね。
【『flavor』を初めて聴いて】
前半というか、まぁ鈴木雅之流ラブソングになり得る、剛なりの回答というか、それをちゃんと提示してくれている中、後半にさしかかった瞬間に、ビートがP-FUNKに切り替わっていくという。ここ…こういうのも雅之さん好きですよね、っていう。その『flavor』1曲でね、今回の「SOUL NAVIGATION」っていうアルバム全体のイメージを1曲であらわしてくれた。そんなふうに思ってますね。
【レコーディングでの思い出】
もちろんスタジオで一緒に作業に入ると、彼はね、一日中 卓の前の踊ってましたね。相当やっぱりテンションを上げてグルーヴィなものを自分の中でも作れているっていう自信と、あとはなんか一緒にやれるっていう喜びみたいな、そういうものも感じながらね、スタジオワークしたの、今でも覚えてます。
(剛さんに向けて)剛、今回は一緒になんか仕事ができてとっても楽しかったです。これからもファンクをやり続けて、そしてもっともっと自分のものにしてってほしいと思います。またいつか一緒にやろうね。鈴木雅之でした。
ENDRECHERI解体新書【6】
SUPER BEAVER 渋谷龍太さん
こんばんは。お世話になってます。SUPER BEAVER ボーカル、渋谷龍太です。
(ナレーション:今や、若者のみならず、広い世代から支持を得るロックバンド SUPER BEAVER。ボーカルの渋谷龍太さんに伺います。)
【.ENDRECHERI.の印象】
以前雑誌の対談で堂本さんとはお話させていただいたことが一度あります。実直だなっていうのが素直な印象で、自分がやってる音楽を、しっかりと自分自身で愛してあげられる方なんだなっていうのを、印象で受けました。
音楽的にはぼく、すごく挑戦的だと思うんですよ。すごく攻めてるし、意志がはっきりと見える、っていうのは面白い部分だなと思いますし、ならではだなという印象です。
【渋谷龍太が選ぶ注目ソング】
『蜜』という曲。アルバムの曲ですけど、まずはすごくスネア(ドラム)のリバーブが特徴的だなっていうふうに思いました。
僕的な解釈ですよね。(スネアドラムが)楽曲の軸になってるなっていうふうに思ったんですよ。もちろん縦のラインを象徴する楽器だから、それがグルーヴであったりとかリズムの象徴になるのは当たり前なんですけど、よりそれが強い。聴いていて一曲として気持ちがいい。
後半につれて、ギターのカッティングがものすごくエフェクティブになって、攻撃的になってくるんですよ、楽曲の流れが。その中で、カッティングギターだけ、唯一真顔っていうか、不協和音ぽい音を後半から入れてくるんですよ。どっか狂気じみてる感じがあって、それがすごく効果的だなっていう。
全部をエフェクトに頼らずに、音色であったりとか、そういうもので音楽の印象を、右に左に、真ん中に、後ろに、前にみたいにっていうのを、どんどん揺さぶるっていうのが、楽曲の構成としても面白いなっていうふうに思ったので、すごく自分の中では印象的な楽曲ですね。
(ナレーション:もう1曲選んだのは鈴木雅之さんと同じ曲『ヌルッテたい』。ただ注目したポイントは、また違う視点でした。)
2連のキックが気持ちいいなっていうふうに思ってて。あそこでグルーヴを確立させてるような感じがしてるんですよね。どの楽器も、自分が主役になろうっていう瞬間があるんですよ。その出し引きがすごく上手だなって思って。
特に間奏は、ブレイクであったりキメであったり、一発二発三発いって、次 四発いかずにちょっとすかすみたいな、そういう楽器としての遊びもおもしろいなっていうふうに思いましたし、1番最後にシンセだけが高揚してくるんですよね。最後にばーって駆け上がってって、どうなるのかなと思ったら、全員スッて引く、みたいな。そういう敢えての期待に沿わない感じ、何度聴いてもこうなるんだろうな、ってわかってても、ドキドキする瞬間をつくるっていうのは、音楽としてはとっても素敵なことだなと思うので、すごくそこらへんは印象的でしたね。
【.ENDRECHERI.のサウンド】
もちろん堂本さんが指揮してつくってるグルーヴだとは思うんですけど、あまり日本では見ないようなことをやってるなっていうふうに思うので。逆にそれが要するにポップっていうところとちょっと乖離しているところではあると思うんですけど。そこが大きな特徴だなと思ってるんで、そこに注目して楽曲に触れてますね、僕は。
【同じボーカリストとして】
こと自分は、SUPER BEAVERっていうバンドは、日本語を日本語のまま、しっかりとメッセージとして届けるということに重きをおいているんですよね。言葉を届けるための歌であり、言葉を届けるための演奏、っていう認識なんですよね、自分の音楽っていうのは。
ただ堂本さんのボーカルっていうのは、そこから少し、もう1個プラスというか、グルーヴであったりとか、耳触りとして気持ちがいいものっていうのを、あえて選択してやられてるっていう感じがあるので、音楽的だなっていうふうに感じます。
なので自分がやってる歌のアプローチとは少しやっぱ違うんですよね。どっちが良くてどっちが悪いって話ではないと思うんですけど、ただ、やっぱり僕にはできないことをやっているなって思うので、そこはすごいな〜っていうふうに感じてます。
NEWS
ENDRECHERI(堂本剛)売れる気がない?「この曲でヒットさせようとか?」の質問に「思って無い」キッパリ
SUPER BEAVER 渋谷龍太の語彙力すご…ENDRECHERI(堂本剛)楽曲の圧倒的解説に鳥肌