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ニュースほっと関西
2024年10月24日 NHK大阪

映画「まる」 インタビュー

文字起こし:三ヶ日ミカちゃん

編集:Trudy

🟣堂本剛さん

🟩インタビュアー/ナレーション

赤字:説明

🟩今日のゲストは奈良県出身で俳優、そしてアーティストの顔を持つ堂本剛さん45歳です。
今年の3月に事務所から独立し、新たなスタートを切った剛さんですが先週27年ぶり単独主演映画まるが公開されました。新たなステージに挑むこの堂本剛さんに話を聞いてきました。


🟣🟩よろしくお願いします


🟩僕、奈良県出身なんですよ


🟣あ!!奈良人同士じゃないですか


🟩たまに奈良に来られる事とかありますか?


🟣はい。LIVEで帰って来ることもありますし、僕が奈良が好きなので関西圏に帰ってきた時に生駒の山とか観るともう...ちょっとうるっときます

映画「まる」の映像

🟩先週公開された映画「まる」。剛さんが演じるのは、美大を卒業したものの芸術家として独り立ち出来ずにいる冴えない主人公・沢田。そんな彼がたまたま描いた「まる」の絵が、知らない間にSNSで人気となり、彼の日常が予想もしない方向に変わり始めていくストーリーです。

🟩これ、聞いた話によると、本当にあの...剛さんのイメージをそのままあて書きされたというふうな脚本だって聞いたんですけど


🟣はい、荻上監督と脚本を作るうえで、ディスカッションというわけでもないホントにフリートークレベルの雑談レベルの話っていうものを、リモート含めてけっこうな時間させていただいたんですよ。で、その何気ない話の中から、この脚本を書き下ろされたという感じですね。なのであて書きしていただいたということにはなるんでしょうけど

映画「まる」の映像


🟩今年3月に事務所から独立し、45歳で新たなスタートを切った剛さん。周りから期待されるイメージに悩んできた自身の境遇を主人公沢田に重ねていたと言います。
 

🟣心の中で色んな葛藤を持って過ごしている中での沢田という役を演じさせてもらったので、なんかやっぱりリンクしている、反映している。っていう部分はすごくあるんじゃないかなぁ


インタビュー場面に戻って

🟩なんていうかなぁ、戸惑い方といい、自分が思った方向と違ったりっていう...多分これまでのキャリアで絶対あったと思うんですよ。そこが堂本さんだからこその共鳴っていうか


🟣はい。僕のありのままというか自分をそのまま投影された反映された..僕はこうやって生きていきたいっていう分かっている答えがあるのに『君はこうあるべきなんだよ』とか『君にはこうあってほしいんだよ』っていう声を聞きすぎて苦しんだ。それでちょっと疲れたっていう時期はもちろんありましたけど

映画「まる」クランクアップの映像・まるの絵を貰うところ


🟩27年ぶりとなった映画の単独主演。これまでの経験が大きな力になったといいます

🟣今回は、お芝居いかがですかっていうお声が自分にちゃんと届いて、それて自分の意思で繋げることができたので。27年の中でいろんな時間を過ごしてきて。」


十川さんたちとスタジオで作業している映像

🟣メインはやっぱり、音楽を通して色んな時間を過ごしてきているんですけど、その中で色々な人とコミュニケーションを取ったりもしていきながら、色々な壁を乗り越えながら前に進んできているので、そういう経験のひとつひとつっていうものは、今回の沢田を演じるうえでは非常に大切だったというか

🟩10代の頃から常に表舞台に立ってきた剛さん。これからはどうしていくのでしょうか。

🟣いわゆるクリエーター業とか表には出ないけど、クリエーター業として何かのプロジェクトに参加するとか、企業さんとコラボして何か世の中に社会にメッセージを投げかけるアプローチをするとか、そういったこともやってみたいなぁとは思っていますね


🟩あぁ、そうですかぁ (←感心した感じ)
 

🟣自分として一度きり。これをまっすぐ素直に生きるって、すごく幸せなことだなと思ったんで、
だからそういう時間を自分にも与えてあげられるような、そういう人生づくりもしてあげたいな

 


スタジオのみなさんの会話

●おおー


●なんかこう、ここから新たに大きる羽ばたかれる予感がしますよね


●そうですね、まさに私もインタビューでお話を聞いていると 堂本剛チャプター2が始まるんだなという感じはありましたよね


●なんか、ご本人の経験とか監督とのお話の中でこう出来ていった作品ということで..こんなにさらけ出していいんだとか、そこまで知っちゃっていいんだってこっちも思うくらい率直な今の等身大の姿というのが見られそうですね


●そうですね、実際に来た仕事も自分でジャッジして、そして自分で考えてやっていく。自身でクリエイトしていくのが非常に楽しいんだっていうのを今感じてらっしゃるんですね。特に45歳っていう、お仕事されてる方も大きなターニングポイントを迎えるタイミングなのかもしれないですね。これまで積み重ねてきた経験と、これからの環境の変化によって、本当に新しい章が幕開けていくっていうそれをすごく感じるインタビューでありましたし。テンション非常に落ち着いて..でも核心をついた言葉にしっかり込められるという


●そうでした!(←大きく頷く)


●自身の言葉をしっかりもってらっしゃるので、ここからどういうふうな自身のフィルター通してアートなのかどういったプレゼンになっていくのか非常に期待したいなと思いましたね。


●そうですね、とても気持ちが伝わってくるお話でしたね


●これからどういうアーティストとしての活動なのか俳優なのか色々と...チャプター2堂本剛、期待したいと思いました

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