▶「縁を結いて」は、剛さんが、芸能の神として知られる市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神とする奈良県吉野郡天川村の天河大弁財天社を訪れた際に、生まれた曲。音源収録とMV撮影も同所。MVは、巫女装束を纏う剛さんと、奈良の自然・神社仏閣の風景。滑らかな歌声と日本の情景が溶け合う、美しい作品。
▶ RREVIEW
1年7ヵ月ぶりのシングルは、人々に受け継がれる普遍的な愛を、ピアノをベースにしたシンプ ルなサウンドで歌った「縁を結いて」。カップリングは、映画音楽を思わせるニューエイジ的なインスト曲「時空」。ともにタイプの違う曲ながら、人類の悠久の歴史をテーマに、日本的なわびさびが感じられる楽曲になっている。(CDジャーナル)
▶ 2012年3月20日〜2017年3月19日まで、近鉄特急の発車メロディとして使用されました。当初は1年間限定でしたが、好評のため3度も期間が延長され、5年間にわたり使用されました。
「縁を結いて」(旧公式HPより抜粋)
堂本剛が二年程前に家族で訪れたふるさと奈良にある、縁結びの神様・音の神様として知られる神社の境内で生まれた、不思議な詩とメロディ…。神殿の奥に御座す神様を見つめた母の眼からは 一筋の涙が流れていた。そういった理屈ではないものを 彼はずっと描きたいと思っていた。様々なテクノロジーを用いて 今日までもわたしたちは自然界や人間界の答えを割り出してきているけれど 遥か古代にも…そして現代にも、理屈では説明の付かない「美」が無数にあるということを 魂は知っている。理屈ではないものを描くことに向き合うことが どうしても彼には必然だったのだろう。
美しき日本。自分を信じることの美しさを、そして、日本人の「心」を「美」を想い出すことを、いま…真っ直ぐに捧げます。