赤いSinger
作詩:堂本剛(歌詩)
作曲:堂本剛
編曲:堂本剛
堂本剛: programming
十川ともじ:programming, acoustic piano
屋敷豪太:drums
吉田建:bass
Everton Nelson:violins
Patrick Kiernan:violins
Steve Morris:violins
Rita Manning:violins
Bruce White:viola
Kate Musker:viola
Ian Burdge:cello
Chris Worsey:cello
●シングル「縁を結いて」通常盤 堂本剛 2011.04.06
●DVD/Blu-ray「平安神宮ライブ2013 HEIAN FUNK」
▶ 赤いSingerとは心臓のこと。曲中に剛さんの心音が収録されています。
▶ 2013.02.16 Fashion & Music Book (つよしんぐわーるど)
自分の思っていることを言えない時代じゃないですか。テレビでもラジオでも自分はこう思ってるんだってこと言えなくて。ちょっと抑えちゃうじゃないですか。批判されたり悪口言われたり。みんなに気に入られる人生は楽しいけど、でも、嘘ついてまで気に入られるのもなぁ〜みたいなこと、ずっと思って生きてて。
例えば人は恋をするじゃないですか。で、恋をした時に好きな人に「あれ?もしかして俺の事好きなんじゃない?」て言われたとするでしょ。でも恥ずかしいから隠したいって気持ちがあった時に、「いやいやそんな訳ないやん」って言いながらも、心臓はバクバクするでしょ。なんかこう心臓は、とにかく、素直に、自分を見透かしてるから。それに身を委ねるほうがやっぱりいいなっていうか。ドキドキすることはドキドキするし、ドキドキしないことはドキドキしないっていう、すごくシンプルな答えで恋もすればいいし、仕事もすればいいし、生きていけばいいって、すごく思ったんです。
小さい頃って、ドキドキしたら、あ〜ドキドキしたとか素直に言ってたから、心臓とすごくリンクしてる人生送ってたな〜って。でも歳を重ねると、そのハートとのリンク感が無くなって。そんなこと思ったりして。
「赤いSinger」というのは心臓・ハートのこと。この曲を聞いて、諦めかけていたことに立ち向かえたり、もう一度やっぱり始めようと思ったり、乗り越えようと思ったり、戦おうと思ったり、なんかそういう「真実の勇気」みたいなものを与えられるといいなと思って書いた曲なんです。