2022.6.29発売 アルバム
吉田拓郎「ah-面白かった」
拓郎さんのラストアルバム収録曲『ひとりgo to』にアレンジとギターで剛さんが参加!
(ラジオやブログの内容はほんの一部の抜粋です。ぜひリンクから全文をどうぞ。これ以前の拓郎さんとのコラボについてはコラボTOP PAGEにあります。)
吉田拓郎 - 作詞・作曲・Vocal
堂本剛 - 編曲・ギター
十川ともじ - 編曲・Key・Prg
DUTTCH -Ba
SASUKE, ルイス・バジェ, かわ島崇文 - Brass
TIGER, 稲泉りん, 吉岡悠歩 - Backing Vocals
福田聡 - Recording & Mix Engineer
清宮光貴 - Recording Engineer
Mixed at prime sound studio form
🔷2021.03.12 吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD
ツアー人生からリタイアした僕に残された一つの大きな夢があります。ひとつだけです。このの夢が叶ったら吉田拓郎の音楽人生全てからのリタイアが決まる、っていうふうに考えてます。僕自身はもう気分としては全てから開放されたいというふうに強く思うようになっておりまして、ですから、このラストドリームは叶うんだったら早くやり遂げたいという気持ちでいっぱいなんですが、何を拓郎は最後にやろうとしてるのか、という話をします。
ラスト・アルバムを作ります。ラスト・アルバムです。十数曲を目指しています。全部新曲で十数曲を目指しています。[中略] 曲のアレンジに、色々凝ってみたいと思います。当然ぼくは武部聡志・鳥山雄司の二人は、ここ20年の僕を支えてくれた大事なミュージシャンだと思ってますので、この二人のアレンジを中心にやります。もちろん僕もデモテープをたくさん作って、アレンジに加わります。それからプラスアルファーで、ぼくが人に曲を作って、その曲をアレンジしてくれた人たちがいます。その人たち、とても素晴らしいアレンジャーだと思って、ミュージシャン・アーティストとして高く評価している人たちがいます。まず、馬飼野康二さん。[中略] 馬飼野康二のアレンジで吉田拓郎が歌うというのもやってみたいと思っています。もちろん、演奏は僕たちの2019年のバンドが揃えば、このメンツでやりたいです。それから、萩田光雄さん。[中略] 馬飼野くんにも萩田くんにも自分の曲をアレンジしてもらったことはない。これはぜひ最後にやってみたいと思っています。ですから、アレンジの幅が非常に広がって、面白い、いいアルバムができそうだなと期待しています。先日のリモートミーティングを武部鳥山エーベックスのスタッフみんなでやりまして、武部と鳥山も、アレンジはとても楽しみな企画ですねと褒めてくれました。
そしてそのアレンジの延長線上に、ひとり、加えたい人物がいます。それは、堂本剛です。堂本剛とは、いろいろやり取りを、個人的にメールとかでやっておりまして、彼はもともとファンクが好きで、音楽のジャンルで言うとファンクとかリズム・アンド・ブルースが好きで、アルバムでもそういう匂いをどんどんさせてる、彼の音を聴くとわかるんですが、それで、剛と色々話をしていて、「オレ今度ラストアルバム作るんだけど、お前のいつもレコーディングやってるメンバー、オレの曲をその連中でやれねぇかな?」っていう話をしましたら、剛が「拓郎さん、絶対やりましょう!」って言ってくれて。剛も絡んで、やってもらうということがわかりましたんで、堂本剛とのコラボ、もちろん色々諸問題、事務所問題とかありますが、できる範囲で。[中略] 吉田拓郎と堂本剛グループのコラボ、これも話してみたら武部と鳥山がブッ飛んで喜びました。大賛成だそうです。やりましょう!若い連中とやりましょう!と言ってくれました。
🔷2021.04.24 堂本剛とFashion & Music Book
拓郎さんが急にお電話くださって。剛にちょっとお願いしたいねんけどって。剛とその仲間と一緒に音楽をやってみたいっていう話だったんですね。で、今は僕自身がどこまで何をさせていただくかっていうことは明確にはまだ決めてないんですけれども、ご一緒されてる武部さんであったり鳥山さんであったり、拓郎さんのそばで拓郎さんの音楽をずっとサポートされている方々、僕も番組でご一緒してるお二方です。その方々との話の中で、剛って良いんじゃないですか、っていうふうに話が盛り上がって、っておっしゃってくださったんです。
ギターを教えてもらった人からのオファーをいただいて、ただただ幸せな気持ちでいっぱいだったんですけど、でも、音楽人生全てからリタイアするということを聞いて、やっぱりちょっと苦しかったですね。苦しいなって、ずっと、今も思っているけれど、そのときに、拓郎さんに、「生意気ですけど、拓郎さんがやっぱりオレもう一回音楽やるわって笑って言えちゃうようなヤツ作りますね」って言ってお伝えしたんですね。ありがとう、なんて言って笑って返してくださいましたけど。
[続きはぜひ つよしんぐわーるど さんのフルレポで→つよしんぐわーるど]
🔷TAKUROブログ 2022.3.18
来週は2019ライブボーカルチームの吉岡悠歩が、剛プロデュース曲にコーラスを入れに来てくれる
🔷TAKUROブログ 2022.3.20
今日は2019年Liveツアーで盛り上げてくれたボーカルチームの中で最も若い吉岡悠歩くんにスタジオへ来てもらい、剛くんプロデュースの「ひとりgo to」に1か所だけコーラス入れてもらった(僕のリクエスト)
新アルバムRECは昨日の堂本剛アレンジ曲「ひとりgo to」ですべて終了…やり切った。
剛のアレンジは斬新でもあり!「素晴らしい」の一言。
時代を感じさせると共に「剛サウンド」が確立されている事実を、一人のミュージシャンとして身をもって強く感じた。
あの日「きよしこの夜」をたどたどしく弾いていた少年が、こんな素敵なサウンドコンポーザーに成長したのだ。
目に見えない「彼の努力」に心から拍手をおくりたい。
🔷2021.4.8 吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD
「ひとりgo to」の詩を書いて剛くんに見せました。彼はこの歌詞の一部分に非常に強く惹かれたそうで、僕の狙いとしてはそれはなかったんですが、剛くんがこの一節に非常に惹かれて、僕のアイデアにはなかったけれど、「ここの部分を曲の一番最初にもってきます」というアイデアをまずやって、僕をまず驚かせました。へぇ〜そんなことするんだ剛が、と思いました。
彼は僕が昔そうであったのと同じで、僕はリズム・アンド・ブルースのロックバンドをやってましたから、アマチュア時代は。剛もリズム・アンド・ブルースとかファンクミュージックが好きになって、そういう世界からいろんな影響を受けながら、今のポジションに成長していったということをいつも語ってましたけれど、たしかに、堂本剛の音楽にファンクミュージックとかリズム・アンド・ブルースのエキスっていうのは僕も感じることはあります。感じますが、僕の感覚で言わせてもらうと、剛の発してる音楽は、ファンクとかリズム・アンド・ブルースとか、そういうジャンルに収まっていなくて、堂本剛のオリジナルっていう音楽、「堂本剛ミュージック」っていう世界っていうのを作ってんじゃないかなっていうふうに感じました、今回、本当に。それはやっぱり「剛サウンド」と呼んでもいいんじゃないか、こういう音楽観を、彼はすでに持っちゃってる。立派なことです、これは。素晴らしいことです。この成長の影には、きっと本人のたいへんな苦労もあったと思いますが、見事だと思いますね。
[中略] 吉田拓郎 作詞作曲ボーカル、アレンジメントは堂本剛。これは奇跡のコラボでしょう。できましたよ。聞いてください。びっくりします。おそらく吉田拓郎ファンはみんな唖然としてなかなか食いつけない人もいるかもしれない(笑)特に70年代のフォークじゃなんじゃとか言ってる奴にはちょっとわからんかもしれないけど、今の風なんだよ。今の風。これが、2022年なんだっていうことを、みんなもやっぱり知ってわかって楽しめるようになりたいなと思います。僕はこのアレンジを聞いてめちゃくちゃ嬉しかったです。そして、同じ同業者である鳥山雄司と武部聡志がこれを聞いて開口一番に言いました「おぉ〜こう来ましたか、剛くん!はぁ〜やりますね〜」全くそのとおりです。こう来ましたか!やられました、一本とられた!って感じです。
そう言えば・・知ってるかなあ・・
「ひとりgo to」のAメロ部分は(イントロじゃないぞ)
「剛のエレキギターで拓郎が歌う」というアレンジ
そして最後の演奏が全て終わった後に
また剛のエレキギターが3音ほど鳴るよねえ
彼から「最後の3音は僕から愛してます・・そして
お疲れさまでしたの心を込めました」ってサ
まったく
「・・・・・・」
あいつめ・・・。
「つま恋」「全国ツアー」「フォーライフ」……。吉田拓郎、本紙に語る
-「ひとりgo to(ごと)」は堂本剛にアレンジを頼んだ。
剛が「今好きだ」と言っているのは1950年代、60年代のアメリカのR&Bとかソウルミュージック、ファンキーなもの。今風のラップとかヒップホップな雰囲気も入っている。僕は広島時代、バンドをやっていたがR&Bしかやらないバンドで、50年代、60年代のアメリカのファンクやソウルは大好き。剛とは音楽のルーツに関して話が合う。デモテープを送ったら詞を理解してくれた。もう丸投げで「全部任せる。好きなように君がいじって、君のアレンジでやってください」と言い、あの音ができあがった。
堂本剛が明かした吉田拓郎への想い「ありがとうということと、愛してるっていうこと…」
吉田拓郎さんのラストアルバム『ah-面白かった』に収録されている楽曲に編曲とギター演奏で参加した剛さん。
「この間も電話いただいたし、なんかね、頻繁にきます。昔からミュージシャンの評価は高くもらってきているのでね、それを自信に変えてずっと音楽をやってきましたし、まぁ拓郎さんからオファーをいただいた時も夢かな?って思ったけど現実で。だから拓郎さんに感謝の気持ちを込めて。あとは拓郎さんのファンの人、あとは拓郎さんの人生に繋がった全ての人に感謝の気持ちを込めてアレンジをしました」と想いを口にします。
続けて「だからもうそれしか詰まってないです。ありがとうということと、愛してるっていうこと、これからもよろしくお願いしますってこと。まぁ拓郎さんには言いましたけど『拓郎さんがもう1度曲を作りたくなるようなものを作ります』っていう風に宣言して最初の電話を切りましたけどね。まぁ拓郎さんにはもっと曲を作ってほしいなぁと思っているのは僕だけでしょうか」と語りました。
🔷2022.5.13 吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD
5曲目『ひとりgo to』堂本剛 がアレンジをしてエレキギターでプレイにも参加しています。Aメロの後ろで剛の #ギター がはっきり聞こえます。
🔷2022.6.28 篠原ともえ Making #38
S:篠原ともえさん
T:吉田拓郎さん
(カッコ内は補足)
[11:52頃〜のトーク]
S::私が好きな曲で、堂本剛くんがアレンジした「ひとりgo to」。拓郎さんがご自身でいっぱい色んなことできるのに、剛くんにアレンジ、これもう全部お願い、ってやっているのがすごいなと思って。
T:篠原はずっと最初から知ってると思うけど、あの二人 (KinKi Kids) は元々音楽志望とかミュージシャン志望だったわけではないし、これから何をするかわからない17歳の少年だったんだけど、あの中 (LOVE LOVE あいしてる) で「カムカムギターキッズ」でギターを教えたりして、音楽を教えたりするコーナーがあって。そこから、特に剛は、楽器に目覚めていって。ミュージシャンとして楽器を弾きたい・ギターをちゃんと弾きたいっていう気持ちが強くなっていくのを見ててね。
それで年月が流れて、色々聞いていると、彼はもうバンドを作って、そこのリーダーっぽくて、アレンジもしながら、ツアーもやってるというニュースとか、彼が新しく出すアルバムとかを聴いて。彼が言ってるのはファンクミュージックがすごく好きだと。
S:ENDRECHERI (エンドリケリー) ね。
T:僕が学生時代には、ファンクというか、アメリカのリズム&ブルースとかいうのが大好きだったんで、相通じるところもあって。で、そういうんだったら、剛に一曲アレンジを丸投げしてみよう、なんて、なんか思ったんだよ。そういうのを思わせてくれたのは剛だから。だからやっぱりすごいミュージシャンなんだ、彼は。
出来上がった彼のアレンジを聞いて、僕もビックリしたもん。僕にはできない、あのアレンジは。堂本剛っていうのが、すごいミュージシャンになってる、今や。そして音楽で一人のミュージシャンとして、独り立ちして、成功しているんだな、っていうのを確信して。これもまた素敵な奇跡が起きてる、って僕は思っちゃうんだよね。
S:このアレンジの時に「篠原もしよかったらレコーディングおいでよ」って言われて。スタジオで (剛さんが) 電話くれたんですよ。「篠原、いま何してるの?」って。「篠原 誕生日が近いから」って。で、拓郎さんにかわってって言ったら「来なくていいよ」って。ちょっと呼んでよ〜と思って。
[中略]
S:この曲、本当に剛くんも愛を込めて、拓郎さんのためにギュってエネルギーが迸ってる感じもあるし、すごい聞いててポジティブになれるし。拓郎さんはこの曲アレンジしてもらった時に「あ、やっぱりもうちょっと歌おうかな」って思いましたでしょ?
T:いやぁ〜それより、堂本剛に対してのリスペクトがすごい大きくなって。すごい男になっちゃったな〜と思ってね。
剛に、アイツにこっそり言ったんだけど。「俺、今度、曲書かないで詩だけ書いてみるから、オマエちょっと曲とか付けてみる?」とか言ったら、「やりまんがな」って、関西弁で。そういう関係ができたな〜って思ってるんだけどね。
S:楽しみですね。
これが、堂本剛の音楽かとびっくりした。ドラムやベース、リズムセクションの使い方が斬新だし、コーラスも不思議なところで入る。新しいというか。聴いていく度に不思議とはまっていってしまう音楽なんですよね。番組では、彼らにギターを教える企画もありましたけど、あんなのは何の役にもたっていないほどのすごさですよ。
🔷TAKUROブログ 2022.7.24
あの夜の「今日までそして明日から」
KinKiKidsの番組にゲストで奈緒という女優が出演
その日、剛からメッセージがあり
「拓郎さんの大ファンですよ、番組ご覧になりましたか?」
「そうですか!さっそくCXの人にお願いしてみます」
届いた番組のコピーを拝見しながら、ふと思いついた
「今回のアルバムはCDと懐かしいアナログLPも作りたい
CDは自分の近撮でいくとしてLP盤はジャケットも大きいし
出来たらイメージっぽい雰囲気モノにしたい」
すでに篠原ともえに全てのジャケットデザインをリクエスト
で「今回のアルバムコンセプト」も話してある
LPジャケットは「誰か清々しいイメージのモデル」でいきたい
テレビ画面で観た奈緒の雰囲気は「柔らかな笑顔」が印象的
さっそく彼女の所属事務所に連絡を入れ
僕からのメッセージを届けた
剛から「いいですねえ、奈緒さんも幸せだと思いますよ」
「そうだな、これも又、君たちのおかげって事だよ
何だか全てが不思議な縁で進行している気がするなあ」
🔷TAKUROブログ 2022.7.23
あの夜の「落陽」
剛君に伝えました
「間奏とエンディングは君のアドリブでエレキソロだ
自由にこの曲を盛り上げて、締めくくるんだ」
素晴らしい、新しい「落陽」を聴かせてくれました
後ろで聴きながら(見ながら)ホッコリさせられました
素晴らしいセッションでした
きっと「落陽」も嬉しかったに違いないね
🔷堂本剛とFashion & Music Book 2022.7.23