堂本剛のココロ見
語り:永井一郎さん
書籍:ココロのはなし」角川書店

2010年9月25日

塩沼亮潤 大峯千日回峰行を成した大阿闍梨

書籍「ココロのはなし」に収録

これは「極上の人生の対話」を伝える究極の癒し番組です。テーマは「現代人のこころ」。アーティスト・堂本剛が、千日回峰行を達成した僧・塩沼亮潤と、「人生とは?」「己とは?」「人間関係」「いのち」といった話題を、奈良・吉野山中で縦横無尽に、時にゆる〜く、時にマジメに語り尽くす対談ドキュメントです。多様な生き方が認められ、人生の指針をどう捉えたらいいかわかりにくい今だからこそ、「生きるヒント」にも満ち溢れた「人間力」を伝えます。(番組HPより)

🔸宗教情報センターレビュー

「ココロ見」極上の人生の対話

2011年8月27日

高木亮英 那智四十八滝回峰行を復活させた那智山青岸渡寺副住職

こ聖地・熊野にて。“迷いや苦しみを、大自然の力を得て振るい払う”滝行に感動。

剛さん「心は戻ることが未来なんじゃないかなぁ」

2011年8月27日

東正直 奈良・十津川村の伝説の木こり

木の「いのち」を絶ってきた東さんが、木への恩返しとして掘る像の、優しく穏やかな表情。81歳の東さんと32歳の剛さんが繰り広げる、愉快で温かい対話。

2013年1月4日 運命

小川三夫 宮大工

奈良斑鳩・法輪寺。アテの木(反ったり曲がったりする暴れる木。だがその特性を活かし、使い方によっては役に立つ。上の木を支える。)のお話を聞き、正に自分のことだと悟る剛さん。

2013年1月4, 5日 運命

狐野扶実子 料理プロデューサー

書籍「ココロのはなし」に収録

スープに素材の命を感じた剛さん。命への感謝を常に忘れないふたりの、“運命”を巡る対話。「料理って、“いのち”をいただいてできているわけじゃないですか。それを絶対に無駄にしてはいけない」「素材に対する感謝の気持ちと、命の大切さというのは、切り離せないテーマです」

2013年1月5日 運命

竹内洋岳 登山家

書籍「ココロのはなし」に収録

山を上から見たい竹内さんと、魚を上から見たい剛さんの、”運命”を巡る対談。「すべてのものの始まりは想像」「一歩踏み出した先に何が起きるかっていうのを、いかに多方向に、多重的に、想像できるか。その想像を繰り返すことで、危険を回避しているのです」

2013年8月16日 ふるさと

佐野藤右衛門 桜守

書籍「ココロのはなし」に収録

桜、そして故郷を巡る対話で心が通い合ってゆく二人。「あんた素晴らしい子やわ!」と佐野さん。「失敗を繰り返して、未来につなげる。同じ失敗は二度としないように知恵を働かせるわけや」「故郷とは?- 見えるものとか、そういうものではなく、そこに宿るものちゃう?胸の中っちゅうのか、心の中にしか残っていないねや」「“時間”は過ぎていくものだけど、“時”は刻んでいくもんや」

2013年8月16, 23日 ふるさと

吉水快聞 仏師

同郷のふたりの熱い対談。内面から湧き出る奈良話で盛り上がりました。「奈良だと1200年以上前の仏像が今に残っているわけですよ。100年、200年単位で修理をして。だから“歴史のバトン”だって僕は言ってるんですよ」「故郷とは、僕のすべて。奈良で生まれ育ったから、僕の中にそれが染み付いていて、アウトプットするときに“奈良”が出てくる」

2013年8月23日 ふるさと

西畠清順 世界を駆け巡るプラントハンター

「世界に行けばいくほど、日本が故郷だってよくわかる」「1周まわって帰ってくる場所、それが故郷」

2013年9月18日 自分

河内國平 刀匠

書籍「ココロのはなし」に収録

「迷ったら、“あほ”になったらえぇねん。僕はやっぱり“あほ”っていうのは物事をする始まりちゃうかなと思うねん」「作品に“自分”を込めるとか込めないとか、そんなこととちゃうんねん。出来上がった時にどれだけ感動を与えられるのか、喜んでもらえるか。刀はいかに使えるとか。それに命を賭けられるかという、責任はあるわな」「親方がカラスの頭は白いと言えば、そう思え。物事覚えようとするならな」

2013年9月18, 23日 自分

甲野善紀 武術研究者

書籍「ココロのはなし」に収録

「体には心を変える力がある」「人間の体はまだ二本足歩行に完全には適応していない。だから不安が生まれ、不安定だから、宗教や芸術やいろんなものが生まれたんだと思うんです」「マンネリに陥るのは、そこに居心地の良さを感じているから。それにどう違和感を感じるかというのも、大切なんです」驚きと共感の表情で熱心に聞き入る剛さんが印象的でした。

甲野さんツイート

この本『ココロのはなし』を開くと、ハッとするところ、ほのぼのとするところ等、いろいろあって、予想以上に読みでのある本である。堂本剛氏の性格の良さと、ひたむきさがあっての、この読後感なのだろう。

2013年9月23日 自分

石黒浩 ロボット研究者

ロボットに心がるように感じるのはなぜか。“人”とは何なのかを改めて考えさせられた対談。「人って、人の反応を見て話すのではなくて、勝手に自分がこう反応してほしいからって思い込んで、そういう反応が起こっていると思う部分のほうが強いんですよ。人間ってそれぐらい想像で人と関わっている」「脳がそもそも自分のことも想像してるんです」

2014年1月8日 

青柳貴史 製硯師

34歳のふたりが「時」に思いを巡らせ対談。前年の誕生日、宮城県雄勝町で津波に流された石を剛さんが堀り、青柳さんが仕上げてプレゼント。「古い石を硯にして何百年も残す、自分が死んだ後も誰かの手元で、こんな石を掘っていたと言ってもらいたい。だからこの時代に硯を残すって、時代に逆行しているかもしれないけれど、必要なことかもしれない」「手が加わっているものって、その人らしさが出るんですね。便利になった時代だからこそ、多少、ひと手間加えたもの、人と人との距離を近づけたものが、今、大事なのかもしれない」「“悩み”っていうのは楽しみに通じるもの。考え方をチェンジする」

2014年1月8, 13日 

松村しのぶ 造形家、㈱海洋堂原型師

一瞬一瞬の“時”を刻むことの大切さにこだわるアーティスト・剛さんが、命の一瞬の“時”を描くことにこだわる生き物フィギュア第一人者・松村さんと対談。「いちばんびっくりするのは、生き物はこんなことをするんだっていうこと。真面目なのがおもしろいね」「何をどう作るかは、何かを発信する人の責任」

2014年1月13日 

鈴木大介 杜氏

途方も無い挫折の後に踏み出す、未来への一歩。何が自分の“時”を動かしたのか。福島県浪江町の酒蔵を震災で失った鈴木さんとの対談。「伝統的な手法で酵母を育てれば、蔵の歴史をそのまま落とし込めるんです。江戸の終わりから人の仕事によって残った酵母は、まさに“時”の積み重ね」「生ききらなきゃいけない。残った人間として」「過去から今に持ってくるもの、それは、“人”」

2014年2月17日 個性

増田セバスチャン アートディレクター

カワイイ旋風を巻き起こすアートディレクター・増田さんと、いつも時代のはるか斜め上を行くクリエイター/アーティスト・剛さん、“個性”を語るに相応しい二人のカラフルな対談。「僕にとっては、黄色とピンクは白と黒なんですね」「既成概念をぶち壊したような生き方でも、人として“個性”として存在できる」

2014年2月17, 27日 個性

早乙女哲哉 理論と感性で天ぷらをあげる天ぷら職人

道は違えど“ありのままの自分を出すこと”にたどり着いた二人が、表情豊かに語り合った対談。個性的なふたりのそれぞれの“美学”談義も。「アーティストっていうのは、数学者で科学者で、なおかつ感性が優れていなければ、プロとしてお客の前に立ってはいけない」「影武者がうまく自分をコントロールしてくれる」「ものまねを超えれば、それは自分の個性」

2014年2月27日 個性

藤井繭子 染織家

内に秘めたものに惹かれる二人。穏やかな時の流れの中、深い対話が繰り広げられました。「はっきりとした答えのない、暗示されたものにすごく心を惹かれる」「ここから先は、受け取った側に委ねたい」「こうしたいっていうことを前面に押し出すのではなくて、自分自身を消す。でも、どんなに消してもにじみ出てしまうもの、それが個性」