.ENDRECHERI.
Ballad of FUNK
2023年10月10日〜10月27日(8公演)
◆スケジュール
東京・東京ガーデンシアター
1. 10/10㈫ 18:00
2. 10/11㈬ 18:00
東京・TOKYO DOME CITY HALL
3. 10/16㈪ 18:00
4. 10/17㈫ 13:00
5. 10/17㈫ 18:00
奈良・なら100年会館 大ホール
6. 10/26㈭ 18:00
7. 10/27㈮ 13:00
8. 10/27㈮ 18:00
◆TICKET
●funk love 会員
¥9,500 (税込)
申込期間:8/9㈬12:00〜8/21㈪12:00
抽選結果発表:9/11㈪以降
手続き期限:9/14㈭ 23:59
¥10,000 (税込)
9/23㈯12:00〜
LOVE VS. LOVE
Everybody say love 〜Heian Jingu Shrine Arrangement〜
シンジルとウラギル 〜Acoustic Piano Arrangement〜
愛詩雨
赤い鼓動のHeart
瞬き
勃
愛のない 愛もない いまが嫌い
Rain of Rainbow 〜Heian Jingu Shrine Arrangement〜
I, Knew Me
Eye brow / BLUE
202021
I've found my voice
(EN)
街 〜Acoustic Piano Arrangement〜
◆オフィシャルグッズ・オンライン販売
10/10(火)18:00~10/29(日)23:00
🔗https://endrecheri.shop/
・フーディー(サンカク) 12,000円
・Erother CAP(手書きロゴ) 2,200円
・マルチケース 5,000円
「.ENDRECHERI. LIVE 2023 END RE ME」オフィシャルグッズも会場&オンラインで引き続き販売中
◆会場販売
東京ガーデンシアター
10/10(火)14:00~18:30
10/11(水)14:30~18:30
TOKYO DOME CITY HALL
10/16(月)15:30~18:30
10/17(火)11:00~18:30
なら100年会館
10/26(木)15:30~18:30
10/27(金)11:00~18:30
🔶REVIEW by s.h.i.さん
2023.10.11公演
実際のポストへのリンクはこちらから
([ ] はby管理人)
東京ガーデンシアターに入場。 今日は.ENDRECHERI.です。
[涙で]声が詰まって終盤少し歌えなくなった最後の曲、アウトロのあいだ鳴り響き続ける拍手が正しく“伴奏”という感じで本当に美しかった。素晴らしい演奏でした
.ENDRECHERI.:18:01〜20:54。堂本剛とGakushi(鍵盤)の“踊れるアンビエント”的演奏の凄さもさることながら、全体の半分を占める喋りパート込みでの流れのよさ、深夜のスタジオセッションに同席し歓談するような居心地がとにかく素晴らしい。終盤の歌唱は特に絶品。立ち会えて本当に良かったです。
素晴らしいものを鑑賞しても個人的には“語彙力がなくなる”ようなことはないのですが(むしろ逆)、余韻を拭いたくないので感想をすぐに出力したくなくなることはあるな、そしてそういう体験ができるのも稀だなと思ったりもしました
今回のライヴで予め期待、実際に観て想定以上の感銘を受けたのは堂本剛・Gakushiデュオの演奏表現力の素晴らしさでした。MCで何度も言われていた“誤差がない”(音楽的にも人間的にもきわめて相性の良い)さまはスタジオ音源でも示されていましたが、この2人だけのアンサンブルはやはり本当に凄いです。[引用ポスト]
MCではリズムの拍を正確に意識しつつそこからズラす楽しさについての説明がありましたが、今回のようなビートレス編成でも当然意識されています。↓を一層磨き上げた感じ。方眼紙の上で自在に筆を走らせるような整ったグリッド感覚が終始見事で、それは確かにバンド編成のファンクに連なるものでした。[引用ポスト]
今回のボーカル+鍵盤(一部で堂本剛のナイロンギターが加わる)編成がファンク的というのは、気長に浸る時間感覚が常にあるという面でも言えることで、それがビート抜きで正確に披露されることにより、平安神宮での奉納演奏にも通じる“踊れるアンビエント”感覚が生まれる。本当に期待以上の良さでした [引用ポスト]
そうした演奏感覚を一層引き立てるのが歌の絶妙な力加減。情感を滲ませつつ激せず泣き落としにも流れない、感情の揺らぎをそのまま受け入れ共有するような佇まい(これもファンク的)が常にあるからこそ、先述のような居心地が得られるのだと思います。 ずとまよの話ですが通ずるものがありますね↓[引用ポスト]
新譜後半のバラードsideの個性や旨みはつまるところそういうところにあるわけで、ファンクという音楽の(譜面的な)形式に留まらない在り方が、バラードという一見対照的な形式だからこそ非常に良い具合に出ている。それを突き詰めた今回のライヴも実に素晴らしかったです。
それにしても、今回のバラード編成でのアレンジはコード感的にきわどく難度の高いピッチも多かったのですが、それを正確にキメ続けるのがとにかく凄かった (崩す箇所はあるがフレーズ単位の輪郭線は美しく整う)。聴力云々とは別の問題として見事だし、それを今の体で成し遂げるのは驚異的でしたね。
それで、以上の演奏感覚をふまえて良かったのが長く親密なMC。これは過去のバンド編成ライヴでも組み込まれサウナのような効果を生んでいましたが、今回のバラード編成では演奏とMCが同テンションでなされるために、自然に微睡みに導かれるような居心地のよさが生まれます。これが実によかった。
こうしたMCは、大観衆の前でステージに立つことで生じるパニック発作(今回のようなファンの前なら大丈夫)を防ぐためにダラダラして緊張感を減じるためにやり始めたようですが、それが深夜のスタジオでの歓談やスナックのような(沈黙が苦にならないような)居心地の良さに繋がるのだから面白いです。
そして、そうしたMCはおそらく、会場の響き方や自身の身体/心理的コンディションの確認という意味でのチューニングとしても機能し、観客席との相互作用をどんどん良くしていく。Gakushiから教えられた「60%の力で演奏する」ことにも繋がるし、諸要素がとてもよく連関したライヴだと実感した次第です。
終演後の余韻が強烈だったのは、本編最後とアンコール最後の曲が個人的に今年聴いたなかで最もすぐれた歌唱だったのに感銘を受けただけでなく、ダラダラ&ゆったりの流れ→終盤の盛り上がりが急激だったのも大きいのかも。そういうことも含め大変良いライヴだったし、立ち会えて本当によかったです。
ライヴ自体とは別に(メタ的に?)興味深かったのが、MCであれだけ“愛と平和”“やさしさ”を繰り返し説きながら、闘争の音楽としてのファンクという根本的な説明は一切しないことでした(↓のファンク講義でも)。しかし、それはこの人にとっては当然の前提条件で、あえて強調する所でもないのかも。[引用ポスト]
それは「街」の歌詞(今日も戦ってたいな)でも既に示されてもいることだし、自分のために歌うこととみんなのために歌うことが完全に繋がっているような稀有な佇まいも、そこに少なからず関わっているのかも。などなど、どこまでも味わい深いライヴでした。この編成で定期的にやってほしいものですね。
🔶NEWS 2023.10.18
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