蜜
作詩/作曲: 堂本剛
(歌詩→レコチョク)
堂本剛 – Sound Produce, Arrangement, Guitar
Gakushi - Arrangement, Programing, All Keyboards
Mixed by 福田聡
Mastered by Randy Merrill (Sterling Sound, NYC)
●アルバム「GO TO FUNK」 ENDRECHERI 2021.08.25
●DVD/Blu-ray「ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO LIVE 2021」初/通-Disc1
15曲目の「蜜」は中盤に予告なしに投入されるメロウな展開(「水面音」あたりを彷彿とさせる)が堪らないですね。こういう明確に特殊な音進行をプリンス的なファンク(さりげなく効果的な捻りが多い)で挟む構成が双方の場面を見事に引き立てています。
🔶SUPER BEAVER 渋谷龍太さん
(ENDRECHERIの注目ソングは)『蜜』という曲。アルバムの曲ですけど、まずはすごくスネア(ドラム)のリバーブが特徴的だなっていうふうに思いました。
僕的な解釈ですよね。(スネアドラムが)楽曲の軸になってるなっていうふうに思ったんですよ。もちろん縦のラインを象徴する楽器だから、それがグルーヴであったりとかリズムの象徴になるのは当たり前なんですけど、よりそれが強い。聴いていて一曲として気持ちがいい。
後半につれて、ギターのカッティングがものすごくエフェクティブになって、攻撃的になってくるんですよ、楽曲の流れが。その中で、カッティングギターだけ、唯一真顔っていうか、不協和音ぽい音を後半から入れてくるんですよ。どっか狂気じみてる感じがあって、それがすごく効果的だなっていう。
全部をエフェクトに頼らずに、音色であったりとか、そういうもので音楽の印象を、右に左に、真ん中に、後ろに、前にみたいにっていうのを、どんどん揺さぶるっていうのが、楽曲の構成としても面白いなっていうふうに思ったので、すごく自分の中では印象的な楽曲ですね。