作詩・作曲・編曲だけでなく、ドラム・ベース・ギター・ピアノの演奏をも自身で手がけた「音楽家・堂本剛」の詰まったソウルバラード。作業を行う日はいつも“雨”が降った奇跡の一曲。（旧HPより）
🔶REVIEW - CDジャーナル
ホーンをフィーチャーした「Sunday Morning」は、ちょっぴりボブ・ディランの名曲を彷彿させるソウルフルなバラード。70年代風ともいえるエフェクティヴなギターが映える「音楽を終わらせよう」「FUNK-SE○SSION」とともに、乾いた響きのヴォーカルを聴かせ、洋楽ファンも満足させる仕上がりになっている。
🔷Music Video
作詩・作曲・編曲・ドラム・ベース・ギター・ピアノに加え、MV監督も剛さんというこの作品。MVでは実際にそれらの楽器を奏でる様子も収録されています。小さな動きの一つ一つに研ぎ澄まされたセンスを感じる映像です。
🔷堂本剛とFashion & Music Book 2022.6.25（つよしんぐわーるど）
この「Sunday Morning」っていう曲は、自分で全ての楽器（ホーン以外）を演奏してレコーディングした楽曲です。ドラマーの人が聴くと、このドラマー誰なん？みたいな感じになるドラムだと、ドラマーの人が言ってましたけど。クセっていうか、普通のドラムの叩き方じゃない、なんか味がいい、って言ってくれました。
この曲は、なんかこう、お天気雨、みたいなイメージもあってサウンド感作ってたりするんですよね。「希望に満ちた時間」っていうのかな、そういうものをなんかこう、描く。イントロから希望があるわけじゃなくて、だんだんと希望が満ちていく、なんかそういうものを込めたんですけど。
雨っていうものは、やっぱりいろいろなドラマがあるんだな、と、今日もメッセージを聞きながら思いました（この日のテーマは“雨きっかけ”）。今まで本当に大変な時間を皆さんそれぞれ過ごしていらっしゃると思いますが、自分を愛することすらもしんどくなったり、誰かを信じたり愛したりすることも苦しかったりとか。そんな時間も過ごしていらっしゃると思います。でも、そんな中でも、ほんの一筋の希望、光でもいいから、見つけて、未来に向かって歩いて行くことが大事だとも思います。そんな勇気やエール、力、そいういったものも与えられる楽曲かなと思いますので、今夜は「Sunday Morning」を聞きながらお別れしたいと思います。