摩って舐る (さすってねぶる)
作詩/作曲: 堂本剛
(歌詩→レコチョク)
堂本剛 – Sound Produce, Arrangement, Guitar, Bass
Gakushi - Arrangement, Programing, All Keyboards
鈴木渉 - Bass
Ms.タッチ - Squeaky Sounds
Mixed by 福田聡
Mastered by Randy Merrill (Sterling Sound, NYC)
●アルバム「GO TO FUNK」 ENDRECHERI 2021.08.25
10曲目の「摩って舐る(さすってねぶる)」は「sustainable(持続可能な)」とも読めるもので、Parliamentオマージュの曲調もあわせP-Funkラインの伝統と堂本剛流の言葉遊びが史上最高の形で組み合わされたものでしょう。ただ聴いても楽しいしジャンル批評としても素晴らしい。
「摩って舐る」という言葉が直接的に示す卑猥さと「sustainable」が示すいつまでもグルーヴが続く感覚はファンクという在り方の本質で、この“やり続ける”(さっと済ますのではなく)演奏~時間感覚↓を一言で表すタイトルは究極のジャンル批評と言っていいのでは。このあたり本当に流石です。
🔶KEN THE 390さん(ENDRECHERI MIX AND YOU)
「摩って舐る」がすごかったですね。ちょっと露骨な表現とかもあるじゃないですか。そこもすごくブラックミュージックマナーみたいなものを感じたし、ソウルとかR&Bにもずっと通じる官能的な世界を表現してる。摩って舐るを…いや〜これはなかなか今メジャーなアーティストでも、これを貫き通して、このサウンド感で、この歌詞世界で、一曲やっちゃうっていうのは、凄いなと思いましたね。
なかなか許されないと思うんですよ、やっぱ。ミュージシャンパワーも強いし、自分で全て世界観をコントロールしてるからこそ、たぶんあそこまで表現が行き着くのかなと思って。だからタイトルもすごいし、聴いても濃いな〜と思いました、ほんと良い意味で。