Pani9 disorder man
作詩:堂本剛(歌詩)
作曲:堂本剛
堂本剛 - Sound Produce, Arrangement, Guitar, Chorus
十川ともじ - Arrangement, Programming, All Keyboards
鈴木渉 - Bass (渉さんのツイート)
平岡恵子 - Chorus
稲泉りん - Chorus
Mixed by 福田聡
Recorded by 福田聡, 山田晋平
Mastered by Ted Jensen (Sterling Sound, NYC)
●アルバム「NARALIEN」Original Edition ENDRECHERI 2019.08.14
▶ 堂本剛とFashion & Music Book 2019.07.27 (つよしんぐわーるど)
この「Pani9 disorder man」のおかげで色々大変やったなぁ〜みたいな。でもこのファンクのグルーヴにのって、Pani9 disorder manがいつか消えていったらいいなぁ〜みたいな、そんなふざけた歌を作ったんです。今まで作った曲の中でもなかなかブッ飛んでる曲で、アレンジも面白くなってます。クレイジーな曲です。もしラジオ聞いている方で同じ苦しみに立たれている方、全ての気持ちを理解した上で、こういうちょっとクレイジーな曲を作ってみました。これが皆さんを救う曲になるとはちょっと到底思えないんですけど、でも、こういう風でありながらもこんな風なことして頑張っていはんねんなぁ〜みたいなのが伝わったらいいかなぁ〜みたいな感じで。ライブではまだ歌ってないんですけど、歌ってみてもいいよね。どこかで歌い出すかもしれません。
▶ 堂本剛とFashion & Music Book 2019.12.28
こういう症状(パニック障害)を持っている人たちが、少しでも、それでも、そんな自分を愛せるように、ふざけた曲作ろう!って作ったっていうのもあります。
(この曲を)ライブでやってもいいなと思ったんですけど、ベースラインがめちゃくちゃ難しいんですよ。ぼくが家で鍵盤で打ち込んだベースラインなんで。ベーシスト泣かせの。ベースで弾くには複雑すぎるんですよ。
渉くん(ベーシストの鈴木渉さん) に「弾きやすいように変えてくれていいよ」って言ったんですよ。でも、「これがエンドリケリーなんだろ」って言われて。「いいよ、弾いてやるよ、じゃぁ」って言って弾いてくれたんです。渉でも難しいって言うんだったら、ホンマ、難しいねんな〜と思って。横でずっと見てましたけど、見事に弾いてくれて。弾ききってくれて。
「この曲めちゃくちゃカッコいいな〜」って言ってくれたんですけど、ただ、「ライブではちょっと相談させてほしい」って言われました。さすがにヤバいよ、っていう。難しすぎるんです。でも、「このベースラインじゃないとこの曲は成立しないと思うから、がんばって弾かせていただきます」って言って弾いてくれました。そういうふうに、アレンジ・メロディを大事にしてくれる仲間がいるって、すごく嬉しいな、って思いましたね。
ベーシストには到底思いつかないめちゃくちゃ弾きづらいベースラインを持ってくるから、余計に燃えてしまいました。とてもカッコ良く仕上がって嬉しいです。