Paint it, fill it with love
作詩:堂本剛(歌詩)
作曲:堂本剛
堂本剛:Sound Produce, Guitar
十川ともじ:Arrangement, Programming, All Keyboards
Duttch:Drums
KenKen:Bass
竹内朋康:Guitar
山口隆志:Guitar
Luis Valle:Trumpet
佐野聡:Trombone
かわ島崇文:Sax
KAORU:Chorus
Lyn:Chorus
スティーヴエトウ:Percussion
Mixed by 福田聡
Mastered by Ted Jensen (Sterling Sound, NYC)
●アルバム「Grateful Rebirth」通常盤 堂本剛 2016.06.08
●DVD/Blu-ray「祈望 平安神宮 奉納演奏史 2014-2019」Disc3
▶ 延々と鳴り響くギターリフは剛さん。“塗り潰せすべて愛で、塗りたくれすべて愛で”と歌う、クールで熱くて色っぽい、クセになる一曲!
▶ Lyrics
塗り潰せ すべて愛で
Heart の Canvasをすべて
愛で塗り潰してしまえばいい…
眼が惑わせるすべて
塗り舐れ そこを愛で
Heart の Groove(ゆれ)を さぁ…すべて
3曲目はTHE POP GROUP から初期FUNKADELICを介してアフロビートにつながる感じ。P-FUNKというよりはblack midiあたりの方が距離的には近い印象で、いわゆるブラックミュージックに留まらないファンクの真摯で自在な研究成果が実に魅力的に活かされているように思います。
▶ 堂本剛とFashion & Music Book 2016.07.30 (つよしんぐわーるど)
『Paint it, fill it with love』って曲書いたんです。愛で塗りつぶしてしまったらしまいや、みたいな曲を書きたくて。
関係ない人、例えば僕が、友達の恋愛に「いやそれはお前ちょっと彼女がかわいそ過ぎやろ」みたいな意見、どこまで言っていいのかってあるじゃないですか。彼女とその人の話、第三者には関係ないところの話があるやん。色々あった上でその答えを出してるから、それに対して「お前それどうやねん」って言う権利は、ないと思うんですよね。
で、何かそういうようなことを考えないくらい、ピースフルで、ハートフルで、おっきい愛で、一人一人の心の痛み・日常の痛みっていうものを、僕ら、包みなおす必要があるんじゃないかな、と。
アイツがこう、コイツがああ、みたいな話じゃなくて。オレはこう、みたいな話どうでもよくて。全部一つで「愛」で、塗りつぶしてしまったらいいやん、と。ハッピーなものもアンハッピーなものも全部「愛」で塗りつぶす。“いのち” “すべての始まり”という意味の込められた「愛」という言葉で、「愛」という想いで、全てを塗りつぶしてしまえば。
全部塗りつぶしたからOK、という発想ではなくて、全部「愛」で塗りつぶすっていうことの「愛」を、僕たちはもう一度持つべきなんじゃないかな、みたいなことをすごく強烈に思って。[中略]
「愛情」というものを、もう一度考え直して、学び直して、気付き直すことで、「愛」で全部塗りつぶしてしまったら、いろんなことはもっとシンプルな話になるんじゃないかな。そしたら僕たちもストレスがなくて、とても前向きな気持で相手を慕い、思い、っていうことができるんじゃないかな、と、色々思って。色んな人の悩みを聞いてたので。そんな中で『Paint it, fill it with love』って曲ができました。