音楽を終わらせよう HEIAN ver.
作詩:堂本剛(歌詩)
作曲:堂本剛
堂本剛 - Sound Produce, Arrangement
Swing-O - Arrangement
十川ともじ - Co-Arrangement, Keyboards
Gakushi - Keyboards
Duttch - Drums
鈴木渉 - Bass
竹内朋康 - Guitar
SASUKE - Horn Arrangement, Trombone
Luis Valle - Trumpet
かわ島崇文 - Sax
Mixed by 福田聡
Recorded by 福田聡, 山田晋平
Mastered by Ted Jensen (Sterling Sound, NYC)
●アルバム「NARALIEN」 ENDRECHERI 2019.08.14
♩別バージョン『音楽を終わらせよう』
シングル「RAIN」堂本剛 2009.09.09
●DVD/Blu-ray「祈望 平安神宮 奉納演奏史 2014-2019」Disc3, Disc5
▶ 2009年シングル「RAIN」収録のオリジナル『音楽を終わらせよう』を、slow & sexyにリアレンジ。初披露は2016年の平安神宮ライブ。
本作の核となるこの再録曲も [NIPPON ENDRE ver.と] 同様の対比的なニュアンス表現が映えるもの(その意味でタイトルは大森靖子「音楽を捨てよ、そして音楽へ」にも通じる)。歌詞や譜面だけでなく実音の演奏表現込みで成立する重層的な音楽であり、その素晴らしい達成が示された一枚だと思います。
前奏はネオ・ソウル流儀!ディアンジェロの「Lady」みたいなフレーズが印象的で「ヨーマィレィディ〜」と歌い出しそうになる。実は、先に挙げた「FUNK TRON」も時おりそうなるのだが。
日本では誤解されがちなので、ここでひとこと書いておく。
どんなクリエイターも、先達から影響を受け、それを咀嚼して自分の作品を組み立てていくもの。つまり、全ての創作は二次創作なのだ!特にファンクやソウル、R&Bやヒップホップはその傾向が顕著なジャンルであり、先駆者に倣い学び、芸を継承し共有していくのは常識にして礼儀でもある。
先輩たちからの影響があらわな作品を、何でもかんでも「パクリ」と呼ぶな、ということ。