Kun Kun Yeah !
〜Muscle Commander〜
作詩:堂本剛(歌詩)
作曲:堂本剛
堂本剛 - Sound Produce, Arrangement
Gakushi – Arrangement, Programming, All Keyboards
Mixed by 福田聡
Mastered by Ted Jensen (Sterling Sound, Nashville)
●アルバム「LOVE FADERS」 ENDRECHERI 2020.06.17
●Music Clip & Training: アルバム「LOVE FADERS」Limited Edition B
●Training Video 120s (ENDRECHERI MOVIE)
▶ 堂本剛とFashion & Music Book 2020.04.18
筋トレできるFUNK作ってくださいっていうオーダーがこのラジオにもありましたんで(作りました)。是非ね、家で筋トレしてくださいトレーニングの項目もちょっと考えてやってみたんですけど。めちゃめちゃしんどいですけど、普段筋トレをやっていない人でも取り入れられる筋トレだなと思って、いろいろ考案したんで、それも楽しみにしててくださいね。めちゃめちゃくだらないですから。しょうもないなぁなんて思いながら、楽しんでやってもらえたらなと思ってるんですけど。
CDを出すとか音楽を一曲作るっていう時に、ミュージシャン同士できゃっきゃきゃっきゃ言いながら、なんか知らんけど良いもんできました、っていうものの方が、今、必要かなって思ったりするんです。こういうものをこうしてやったら人は感動するんだろうな、っていうふうに計算して作るものより、その人とその人がいたことによって生まれたもの=(イコール) その人とその人が必要だった時間になるから。そういうものの方が、これからは大切になっていくのかなっていう。そっちのほうが人っぽいっていうか。
🔶Mikiki 2020.07.09 (天野龍太郎氏)
まるでクラフトワークのようなエレクトロニック・サウンドやロボ声による“Kun Kun Yeah! ~Muscle Commander~”には、いきなりトラップのビートが差し挟まれる(そういえば、80年代風の“Everybody say love”でもトラップ・ビートが聴けた)。また、“AGE DRUNKER”ではノイジーな電子音と過剰なエディットが生演奏のグルーヴと一体化している。こういった〈ハイブリッド・ファンク〉は、堂本という音楽家ならではのものだろう。
謎トラップ。(しかしKRAFTWERKとLiaisons Dangereusesの間にもあるような)怪しく脱力感ある音作り・その味を見事に増す「Kun Kun」ボーカル(実はこれは相当難しいのでは。長年かけて培われた歌唱表現力・ちから加減の感覚の賜物か)。
微妙にプリンス風でもあるが、もはやENDRECHERI独自の色合いに昇華されている。ハードワークと脱力感を両立する“ダラけながら長持ちする戦闘態勢を貫く”感じは、ファンクならではのもの。
(そういえばトラップなのにショートスパンの発散 ぶち上がって終わり感がないのも、特徴的なところかも)
こういう「何かを引用していても元ジャンルと異なるニュアンスや在り方を伴うオリジナルなものに仕上げてしまっている」例が多いアルバムでもある。
▶ 堂本剛とFashion & Music Book 2020.07.11
『CREPE』の振り付けを担当して下さったSAYAちゃんは、「ずっと昔から(剛さんの)音楽を色々聴いてました。応援してました」みたいなことお話してくださったんですけど、この『Kun Kun Yeah ! 〜Muscle Commander〜』のトレーニングのメニューを考えて下さった方は、僕の『街』が「自分の人生に大きく影響を受けさせてくれた曲なんです」と。「それにほんと感謝しているんです」ということで、目の前でだらっだら男泣きしてくれた人なんです。だから、ミュージックビデオもファンの方々・そばにいてくださる方々と作ったという、不思議な巡り合わせもありまして。
「Kun Kun」っていう言葉も、その男泣きした彼が、筋トレの時に言っていた言葉で。「なんなん?KunKunって」って思いながら聞いてて、そしたら「Kun Kun Yeah ! 」ってひとこと言ったんで、めちゃめちゃ意味無くていいなぁと思って。それで、(ファンから)筋トレFUNK作ってくださいってオーダーがあったなぁと思って、よし!Kun Kun Yeah を作ろう!ということで作ったんです。