top of page

第24回 堂本剛 独演会「小喜利の私」2017

▶スポニチ 2017.11.1

しみじみ独演会「治療中、笑うことで癒やされた

 

 堂本剛(38)による独演会「小喜利の私」が31日、東京・浅草公会堂で開かれた。
 笑いをテーマに「天の声」から出されたお題に答えていく「大喜利」形式のイベント。29日に突発性難聴からステージ復帰したばかりの剛は、最後のトークで「治療中、音楽は聴けなかったので、お笑いを見て癒やされた。笑うことで、どうしたらいいか分からない気持ちを乗り切れた」としみじみ。「音楽でも、笑いでもこれからもっと皆さまと会える場所を増やしていきたい」と語り、1080人の観客を沸かせていた。
 2日まで開催。計13公演を行い、1万3890人を動員する。

▶スポーツ報知 2017.11.1

2年ぶり独演会1080人沸かせた 突発性難聴乗り越え爆笑“小喜利”

 堂本剛(38)が31日、東京・浅草公会堂で2年ぶり9度目の独演会「小喜利の私」を行った。11~15日に大阪公演を行い、30日に東京公演が開幕。日替わりで登場する“天の声”で「トレンディエンジェル」の斎藤司(38)が登場したが、序盤は斎藤の緊張ぶりに「下手くそか!」と困惑しつつ“ハゲネタ”をふんだんに盛り込んだ大喜利を展開して1080人のファンを沸かせた。

 左耳の突発性難聴のため、6月下旬からライブ活動を休養していたが、29日にステージ復帰した。「音楽ではできないこと、伝えられないことを作れるのがお笑い。耳のことが起きて、いろんなことを考えた。気持ちをどう処理したらいいか分からなかった。でもそんな時にお笑いに救われた。笑うことで、乗り切れた部分もあった」と自身にとって欠かすことのできないお笑いへの思いを語った。

▶日刊スポーツ 2017.10.31

堂本剛が告白!コロッケものまねで治療の痛み軽減

 堂本剛(38)が10月31日、独演会「小喜利の私」東京公演を浅草公会堂で行った。6月に左耳の突発性難聴で音楽活動を休止し、29日に再開したばかりで、心境を語った。この日は笑いをテーマに、トレンディエンジェル斎藤司(38)が演じた「天の声」が出すお題に大喜利形式で答えるスタイル。治療を振り返り、「6時間くらいステロイドの点滴して痛いんですけど、その時間に芸人さんの漫才やコロッケさんのものまね動画を見て、笑って軽減してました」と明かした。

 12月から来年1月に東京ドームと京セラドーム大阪での公演を控える。現在は耳を完調に戻すため、蜂の子を食べたり、お灸をしたりしている。「こういう風に、皆さんと笑い合える時間が共有できたのは、とても幸せです。こういう機会をまた設けられたらいいなと思います」と話した。

▶オリコンニュース 2017.10.31

恒例トークイベント「小喜利の私」2年ぶり開催 大阪&東京で計13公演

 堂本剛が、トークイベント『第24回堂本剛独演会「小喜利の私」』を開催することが決定した。10月11日から15日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで8公演、10月30日から11月2日まで東京・浅草公会堂で5公演を行う。
 同イベントは2012年1月1日からスタート。剛と「天の声」による2人舞台で、初回から「第24回」と銘打たれている。12年から毎年開催されてきたが、昨年は実施されず、今回が2年ぶりの開催となった。
 剛は6月に突発性難聴を発症し、同月末から出演予定だったテレビ番組やイベントを欠席、出演予定だったロックフェス『SUMMER SONIC 2017』(8月19・20日)と『イナズマロックフェス2017』(9月17日)への出演のキャンセル、そして9月1日から3日まで開催予定だった京都・平安神宮でのライブを中止していた。

▶デイリースポーツ 2017.11.1

堂本剛 舌口調!“芸能の聖地”浅草公会堂で独演会「小喜利の私」

堂本剛(38)が31日、東京・浅草公会堂で2年ぶり9度目の独演会「小喜利の私」(2日千秋楽)を行った。

 この日はゲストのお笑いコンビ・トレンディエンジェル斎藤司(38)と共に独演会5周年を盛り上げた。剛に「憧れている」という“薄毛ネタ”でおなじみの斎藤から出されるお題に“ハゲネタ”で切り返し、爆笑を巻き起こした。10月29日に151日ぶりにステージに復帰したが、その後の体調も良好だったようで、3時間の大喜利や寸劇で楽しませた。

 6月に左耳の突発性難聴で入院し、10月29日にライブ復帰した。「本当は芸人さんになりたかった」という剛は、治療中も笑いに救われたことを告白。「6時間くらい点滴するときに漫才を見たり、コロッケさんのものまね見たりして、痛みを軽減させていた」。現在は「お客さんのキャーで『ワー』となったりすることもない」と状態は好転しているといい、さらなる回復を目指し、耳に効くと言われる蜂の子やお灸を取り入れ努力しているとした。「お医者さんは、『少しずつ音楽活動やっていくのはいい』と言ってくれている。今の耳の状態でやれる音楽をやっていきます」と宣言。「体が良くなっていくように頑張っていきますのでお笑い、歌で皆さんと会えればと思っています」と今後もステージでファンと触れ合うことを約束した。

▲エキサイトニュース 2017.11.6

会場中から「可愛い~」の声がダダ漏れる、堂本剛『小喜利の私』の面白く異様な空間

10月11~15日(大阪)10月30~11月2日(東京)に開催された堂本剛独演会『小喜利の私』。これは、「大喜利をやってみたい。でも、芸人さんのようにはできないから、大喜利でなく、小喜利」というコンセプトの元、ステージ上で、お題に対してまったり延々と大喜利をしていく風変わりな単独ライブだ。
 せっかくの堂本剛なのに、まったく歌わない。楽器も弾かない。しかも、テレビ番組で見る大喜利と異なり、助っ人で「天の声」として芸人が1人来るものの、剛がたった1人でひたすら大喜利をする。今回は2年ぶりで、5周年でもある。チケットが入手しづらいことでも知られているため、「うわさには聞くけど、どんな雰囲気なのか想像もできない」というジャニーズファンも多いだろう。
 そこで今回は、浅草公会堂でのある公演の模様を簡単にレポートしたい。
  まずジャニーズの公演で浅草公会堂というのも非常にレアだが、客層も、KinKi Kidsのコンサート同様に結構高め。10~20代の若い子もいたものの、メインは30~50代女性で、おばあちゃんもいた。和服のお客さんがところどころにいるのも、浅草ならではなのか、剛ファンならではなのか。
 スタッフ扮する浅草のゆるキャラたちと共に登場する剛。会場のあちこちから「可愛い~~! ちっちゃ~~~い!」という興奮気味の歓声が上がる。面白いのは、大きな声で名前を呼んだり、キャーキャー叫んだりするのと違い、ほとんどの歓声が、ファンの「大きな独り言」、心の声が大音量でダダ漏れしていること。

 KinKi Kidsのコンサートでも、剛が水を飲むだけで「可愛い~~」という歓声が上がるのはよくある光景だが、独演会では、最初から最後まで、剛がスケッチブックに大喜利の答えを書いているだけ、カメラ目線になるだけ、反復横跳びをするだけ、座っている足元をずっとブラブラさせているだけ(自分の部屋でくつろいでいるような様子)で、「可愛い~」の大きな独り言があふれ続ける。
 何をやってもこんなに「可愛い」と言われる38歳って、ほかにいるだろうか。まるで上野動物園のシャンシャンを見ているように、会場中が目を細めてデレて、過保護で、愛情たっぷりになるのだ。
 しかも、この日の「天の声」は、「つよチル(つよしチルドレン)」を自称する剛の大ファン、銀シャリの橋本直
 そのために、剛が静かにスケッチブックに大喜利の回答を書いている間も、その顔をうっとりと眺めながら「かっこいいなあ~」「カッコよさと、美しさと、可愛さと、全てを兼ね備えてる」「おでこの光が良い」「おでこから生え際にかけてのラインが」「眉間のしわがまた、いい」「横(横顔を眺めながら)『バガボンド』(講談社)の宮本武蔵みたい」「圧倒的、美」「(自分の顔と並ぶ様子をモニターで見ながら)僕は圧倒的ブサイク。剛君と僕がお互いパズルだとして、混ざることがない」と、ひたすら大きな独り言を言いまくる。
 なぜ剛にかかると、いろんな人が、思わずデレてしまい、大きな独り言を言うおかしな状態になってしまうのだろうか。

 でも、こうしたおかしな独り言を聞きながら、「んふふふ」とはにかんだ感じに笑う剛の顔は、10代の頃と全然変わっていなくて、思わず「可愛い~~~」が漏れてしまうのも、納得だったりする。
 この日の話題は、主に「白いう○こ」「プロテイン」「棒の服(前方にいるお客さんの服が、ボーダーかぶりだった)」「絶好調ですね→中畑清です」「ピンクになってる(CMでの剛の髪について)」「ドラゴンボール」など。
 実にバカバカしい話ばかりをまったりと楽しむ、平和で優しく、愛に満ちた堂本剛独演会。何時間でも見ていられそうなイベントだった。(田幸和歌子)

bottom of page