堂本剛ソロヒストリーweb

▶ レコメン 2004.08.24 (つよしんぐわーるど)

ボクの今最もやりたい音楽のアプローチのしかた。ここからソロプロジェクトが始まった。こういうものを投げていきたい。「これが堂本剛の音楽だよね。堂本剛の色だね」と言われるような、まず第一歩の。

 

複雑な恋愛をしている人たちへの応援ソング。「恋のカマイタチが言うには、濁りがない純粋な二人は切り裂こうとはしないらしいよ」というようなイメージで。

前回（アルバム ROSSO E AZZURRO）は音楽の環境が微妙だった。歌を一番前に出すのが難しかった。歌を可愛がる前に、あなたが前に出なさいというのがあって。それをやっていると、音楽をやっている意味がない。音楽が濁る。音楽が二の次になるので、アプローチする環境を含めて思い切ったことができなかった。ソロ活動は滑走路が整った状態でやりたかった。今年は「俺はこれができないならやりたくない。これをやれるのなら是非やらせてほしい」と生意気だったがお伝えしたところ、今回はやらせてもらうことができた。なので、容赦なくやっている。曲順、アルバム構成など自分で全て手がけた。前回は#0のイメージがあったが、今回は“First Line”、第一歩、というイメージ。これが堂本剛の音楽なんだなってわかってもらえると思う。