加:加賀まりこさん
戸:戸田恵子さん(司会)
伊:伊藤雄彦アナウンサー(司会)
堂:堂本剛さん(VTR出演)
加賀まりこさんと堂本剛さんはプレミアムドラマ「プラトニック」で共演中
伊:共演者の方と息が合わないとうまくいかなかったりするんじゃないですか? 堂本さんと一緒にダンスされて、いかがでしたか?
加:剛くんはもうほんとに、15歳、16歳くらいの時からよく存じ上げてて、今回お目にかかったら、35歳になりましたボク、って。え!そんなに歳とっちゃったの?って。でもまあ変わらない、とっても優しい人だから、私は大好き。
伊:共演するの嬉しくて?
加:うん、嬉しかったですよ。
伊:お話もいろいろされたんですか?
加:はい。
伊:そんな堂本さんに、お話、伺って、まいりました。
加:うそ!え~悪かったな〜それは申し訳ない。
[テロップ:加賀さんと久しぶりに共演して]
堂:もうまったく、お変わりないです。若い頃、いろんなことが全くわからない中で、人に対してはこういう風に優しくするんだってことだったりとかを、すごくナチュラルに教えてくれた人っていうか、そういう感じだったんです。
自然に話しかけてくれる大先輩って、なんか嬉しいですよね。素直に嬉しいですね。あぁ芸能界にも居るんだな、って。怖い人ばっかりのイメージとかもあったんで。すごくそういう部分で、現場で安心感を与えてくれる、そういう大先輩ですよね。
[テロップ:加賀さんの演技の魅力は?]
加賀さんが演じられることで、このマーサさんの、奥底に秘めた、まだ誰にも語っていないような悲しみとか、なんかそういうようなものが、自然とこう漂ってくるっていうんですかね。加賀さんがこう、パパパって、こうセリフをパーって。そのセリフとセリフの間に、少しそのちょっとした動きとか、その動きをしながらちょっとしたセリフを足されてとか、やってらっしゃる、その仕事してる姿とかも、かっこよかったですし。すごくやっぱり勉強になりますね。
加:わ〜うれしいです。どうもありがとう。もう、これ、家宝にしてとっとく。
戸:「かっこいい」って、剛くんがおっしゃってたし。やっぱり、よく見てらっしゃるんですね。剛くんも、まりこさんのこと、ずっと見てて。
加:現場でやっぱり、忌憚なく、こうだのああだのって、色んな角度から話せるって、やっぱり大事ですよね。
戸:私たちにはありがたいことなんですよね。剛くんも言ってたように、大先輩から声をかけてもらえる、自然にそれができる、って。
加:なんか壁作って、このおばさんこわそうだから、みたいにされちゃうと、私も絶対口聞きたくないし…(伊藤アナに)しないでね。
伊:(剛さんが)ダンスシーンのこともおっしゃってまして、堂本さんはダンスできる方なんですが、でも、社交ダンスは初めてだったと。ダンスしながら台詞を言うっていうことは、片方でロックを歌いながら、同時にバラードも歌うようなものだ、と。非常に難しいものなのに、加賀さんにサポートしていただいて助かった、と。
加:私のほうこそ助かりました。(カメラ目線で)ありがとう。
伊:(剛さんが)加賀さんから、普通に連絡してきなさい、という感覚を与えて下さってると感じますので、すごく普通に連絡しますが、生意気だな〜と思ったら、普通に叱って下さい、と。
加:はい。もう、教わることの方が多いですよ。けっこう年齢的に、彼ももう大人になってるし。(剛さんが)こういう傷ついた人っていうのは、ボクは、とってもね、人間としてやさしい人なんじゃないか、そういうところをくぐり抜けてきてるから、すごく辛い目にいっぱいあった上での、こういう存在だと思う、って。だから、私もそう思うよ、っていう話をしたんだけど。
戸:現場でそういうお話ができるって、すごくありがたいですよ。
伊:そのドラマも、今週、最終回をむかえます。ぜひ、ごらんください。