堂本剛ソロヒストリーweb

🔶日経エンタテインメント 2018.06月号

音に超絶こだわることで有名なあの山下達郎が「ファンクギターなら参加するよ」と言って、剛バンドとのコラボが実現。音の美しさ、カッコよさは言わずもがな。

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🔶s.h.i.さん

この曲では山下達郎のリズムギターが聴けます。ストイック極まるミニマルカッティングが機械的なリズムトラックとの対比で絶妙に映えていて、「君がこういう音楽をやっていてとても嬉しい」と言って参加した達郎氏の意図と持ち味が非常によく活きているように思います。

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🔶Mikiki 天野龍太郎さん

山下の参加は〈FUNKギターなら参加するよ〉というノリで決まったそうで、その〈ファンク〉で繋がった絆は“HYBRID ALIEN”という曲に見事に結実している（右チャンネルで目立つ高音弦中心の、キレのあるカッティングが山下の演奏だろう）。

しかし“HYBRID ALIEN”は、いかにも山下達郎風というわけではない。プリンスやザップの80sファンクを思わせつつ、ヴォーカルに過剰なエコーやエフェクト、パンニングが施されており、サイケデリックな音作りが特徴だ。このあたりのユニークな音楽的志向が堂本＝ENDRECHERIらしい。

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🔷山下達郎氏がギタリストとして参加！

(2018.04.21 堂本剛とFashion & Music Book)

山下達郎さんに昔、「UKロックとか好きなんですけど、ギターってどうやって弾いたらいいんですかね？ピアノも弾いてみたいんですけど」って話をしたら、「君が弾きたいなら弾いたらいいよ、僕だって独学だから。」って。

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そういう話をしたスタジオで、達郎さんの方から「君、今、Funkやってるんだって？じゃ、ギター弾かせてよ」と。まさかの大御所からオファーきたんですよ。で、奥様、まりやさんも「叶えてあげてよね」ってメールいただいて。「これ本気にしていいんですか？鵜呑みにしますよ？」って。「本気で達郎も楽しみにしてる」って返事いただいたんで「じゃあ、これ弾いていただいていいですか？」って。「これ、君が作ったの？」っていう話をして。

実は今、この話をしてるスタジオっていうのが、実際、達郎さんにお会いして繰り広げられた話なんですけどね。「すごいいいね、このコード進行。」「はい、ありがとうございます。」「実を言うとね、君がUKロック好きだとか言ってたじゃない？正直、あっちにいかないでとても嬉しいんだよ。あっちに行ってね、よくあるようなことを歌って、そんなシンガーソングライターにならなくてよかったよ。君が1コード、3コードぐらいでグルーヴで曲作ってるでしょ？君がそんな風に成長してくれて、ソウル、ファンクに興味持ってくれて嬉しい。」

そのあと、少年のようにギターを持ち、僕の作った曲にギターを入れてくださって。こんな日くる？って思って。あの日、あそこに座ってピアノもやりたいとかUKロックがとか言ってたよな。。。でも、今そこで達郎さんギターひいてるやん。これ、堂本家、パニックになるぞ!と。すごく幸せな時間でしたよね。「なんだ、3、4曲持ってくるかと思ってた」と。そんなん無理ですよって、1曲、闘魂注入してもらったんですよ。やっぱりギターすごいなって。めちゃめちゃ頭上がんないですよ、もう。生意気に言うわけではなくてシンプルにすごいと。達郎さんに注入してもらった曲。

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🔷SWITCH 2018.06 (VOL.36 NO.6)
達郎さんっぽいメロウな曲も書いていたんですけど、それに参加していただいてもあまり違和感が生じないな、面白くないなと思って(笑)。それならこの変な曲で弾いてもらうほうがいいんじゃないかって。「これ、君が作ったの？アレンジも？」って聞かれました。それで目の前でパーッと弾いていただいて。なんというか、衝撃の時間でしたね。

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🔷2018.05.05 堂本剛とFashion & Music Book
すごい時間を重ねていけば、違う惑星のエイリアン、僕らも向こうからすればエイリアンなんですけど、そのエイリアン同士がハイブリッドしていく時代が来るんじゃないですか。恋に落ちて、子供ができる、家族が増える、家族になる、みたいな。そういう恋愛がいずれかは来るじゃないですか。今はこのレベルではない。でも、もうしている人もいるかもしれない、もしかしたら。と思いつつ。そんな事を考えている主人公が、夜、星空を見上げていると、君からのサインが飛んできているような気がする、みたいな。僕と君はもうすでに恋に落ちているんじゃないだろうか・君と僕がもし出逢っちゃったらとんでもない恋愛が始まっちゃうよね…という変な歌なんです。